第1章 言語的働きかけの原理
1.言語行動の3側面
(1)基礎的プロセス
(2)コミュニケーション態度
2.記号形式−指示内容関係
3.範疇化
4.包括的訓練プログラム
5.言語的働きかけの原理
5−1.言語行動の横への拡大と縦への上昇
5−2.行動形成
-1行動形成の原則
-2スモールステージ
-3行動形成のスモールステップ
-4上昇法・下降法
-5自己フィードバック回路の形成
-6課題の達成の『波』について
5−3.課題間の関連付け1
5−4.課題間の関連付け2−媒介
5−5.課題間の関連付け3−内容と方法の関係
第2章 訓練プログラムの立案
1.個別訓練の適応
2.働きかけの構成・方法
3.訓練プログラムの立案
4.領域別訓練プログラム
5.訓練課題と実施方法設定上の留意点
6.セッションの構成の仕方
第3章 事物の基礎概念
総論
1.ポイント
2.基本的方法
2−1.見本合わせ
2−2.範疇化と事物のネットワーク
2−3.文脈依存と文脈非依存
2−4.実施上のポイント
各論
3.事物はめ板
4.事物X−事物Y
5.事物−人形
6.事物−事物
7.事物絵の解読
8.形はめ板
第4章 身振り記号
総論
1.ポイント
(1)身振り記号学習の意義
(2)身振り記号の特性
(3)身振り記号の区分
2.基本的方法
(1)模倣→発信
(2)受信と模倣・発信との関係
(3)身振り記号のスライド適用
3.身振り記号学習の適応
各論
4.初期の要求行動発信−身体接触
5.初期の要求行動発信−物の要求
第5章 事物の記号(語彙)
総論
1.ポイント
2.基本的方法
3.語彙選択の基準
各論
4.事物名称
4−1.初期事物名称
4−2.基本語彙(上位カテゴリー内分化)
4−3.上位範疇を表す語
5.動作語−食切−(ミニチュア)
6.属性
6−1.大小
6−2.色名
第6章 発信
総論
1.ポイント
2.基本的方法
3.適応
各論
4.事物名称
5.B群(音声発信困難)
6.単語の音形
7.2〜3語発話
第7章 語連鎖(意味−統語関係)
総論
1.ポイント
2.基本的方法
3.訓練項目の選択・決定
各論
4.2語連鎖<対象+動作>(絵カード)
5.2語連鎖<対象+動作>(ミニチュア)
6.3語連鎖<動作主+対象+動作>(絵カード)
7.2語連鎖<目標(起点)+動作>(ミニチュア)
8.2語連鎖<色名+事物>
9.2語連鎖<所有者+事物>(写真)
第8章 文字
総論
1.ポイント
2.文字学習の適応
(1)目的
(2)対象による目的−方法の相違
(3)文字学習の前提条件
各論
3.文字形の弁別
4.絵記号・図形記号
5.絵と文字単語の結合学習
6.文字チップによる文字単語の構成
7.文字と音韻と意味の構造的対応
8.音節分解
第9章 症例
1.事物はめ板を用いて音声記号の受信が可能となったケース
2.身振りと文字を媒介に音声記号を獲得したケース
3.2語連鎖の訓練を実施したケース
4.就学前に統語・質問-応答・文字の訓練を実施したケース
5.事物の操作課題で2語連鎖の受信が可能となったケース
付録
略号リスト
索引
文献